こんにちは。睦月サラです。
この記事では、comico【傷だらけの悪魔】第232話のネタバレと感想を書きます。
第232話では、優里亜が千穂に対して謝罪と感謝を述べました。それは当麻のための謝罪と感謝。千穂は優里亜の言葉を聞いて、自分のことを棚上げする物言いに怒ります。
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comico【傷だらけの悪魔】第233話『進行』のストーリー
千穂『藤塚さん。いじめって楽しい?…なんてね。
藤塚さんって変な人だよね。他人のことなら普通に倫理観働くのに、自分にはあてはめない。
責任を取るのが自分だからいいって考えなの?わかってるならやめなよ。今ならまだましだよ?ね?』
以前とはがらりと雰囲気のちがう千穂。髪型だけではない。
一番他人に知られたくない秘密を暴露された者とそうではない者の違い。
羞恥と恐怖を乗り越えた者とそうではない者の違い。
立ち位置のステージが違う。優里亜は戸惑う。千穂の言葉が入ってこない。
吹っ切れた人間ってこうも違うのか。
唯『近藤!…何してんの。遅いから変なやつに絡まれてるんじゃないかと思ったら案の定だな。』
千穂『説得してただけだよ。静ちゃんがーとかいって、いじめを正当化するから。』
唯『馬鹿はほっとけ』
黒木唯の言葉に優里亜はむっとする。言われたら言わないと気が済まない悪い癖が出る。
優里亜『悪意に悪意で返して何が悪いのよ。笑って流せって?なんで悪意を受けたほうが気を遣って大人の対応しないといけないのよ。
同レベルに堕ちる?同じ土俵に立たなきゃそもそも戦えないでしょ。あたしにはできないわ、ご立派ですこと!』
千穂『藤塚さん、一回冷静に…そもそも葛西さんは悪意なんて…』
唯はついため息をつく。
唯『悪意に善意で返す必要なんてない。
自分に危害を加えてくる相手が得するように図ってやるなんて馬鹿馬鹿しい。』
千穂『黒木くん…』千穂は唯の袖をつかむ。
唯『でも、目には目を歯には歯を。指を挟まれたのが原因なら同じように指を挟んでやればいい。大体その前に水かけたんだから、相殺でもいい。
態度が悪い。気に入らない。お前のはそういう言いがかりで重ねた悪意だろ。
お前はいじめを楽しんでいた。』
唯は行くぞ、時間の無駄だと千穂に伝えて歩き出す。
千穂『藤塚さん。優先順位ってものがあるから余裕があったらお願いしてあげるね。あなたは他人のことなら見える人なんだから他人を見て考えなよ。
静ちゃんに金谷さん。藤塚さんの判断で2人がどう変わったか。それが判断材料だよ。
今、教室の雰囲気あんなだし、葛西さんに絡める空気じゃないし、一度ゆっくり見てみなよ。』
唯と千穂は教室へと戻っていった。優里亜が1人廊下で立ち尽くしている。
….*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…. *…..*….
千穂『意外だなあ、藤塚さんに意見するなんて。』
唯『お前に便乗しただけだ。』
千穂『加勢ね。それで?(舞の静との交渉は)どう?』
唯『ああ、名取との調整はオッケーだって。』
画像comicoより引用
千穂『そっかよかった。上手くいくといいね。案外、あっさりいっちゃったりして。』
….*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…. *…..*….
ゴミ置き場の前に、座り込む伊藤と追い詰める静がいた。
画像comicoより引用
以上。
感想
優里亜が悪意を悪意で返して何が悪い、という言葉に対して唯が言います。
『指を挟まれたなら、指を挟んでやればいいし、その前に水かけたんだから相殺でもいい。』
私もずっと思っていました!やっと本編で言ってくれた…。
『水をかけたのは詩乃をいじめたことを反省させてやりたくてかけたのに』というコメントをちらほら見かけました。
しかし詩乃と舞で話し合う問題であって、静が水をかけていい理由にはならないですよね。唯が言ってくれて本当にすっきりしました。4年くらい思ってたよ!!
唯のセリフで『自分に危害を加えてくる相手が得するように図ってやるなんて馬鹿馬鹿しい。』とありますが、これはそのまんま優里亜に向けた言葉ですよね。
これから葛西舞の制裁が待ってますよっていう予告を暗に意味しているのかと…。
今回は千穂と唯が正論すぎて、優里亜はぐうの音も出ませんでしたね。これは何にも言えなくなるね。優里亜は恵那と静を守ってやらないとって思い込んでるし、自分の弱さを絶対人に見せたくない人だから…。難航しそうですねえ
面白くなってきましたねえ(笑)
今日はここまで!
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