こんにちは。睦月サラです。
この記事では、傷だらけの悪魔 第226話のネタバレと感想を書きます。
第225話では、舞が唯の提案を了承してこの場は解散となりました。一方宏樹は、問題を黙っていた唯に怒りをぶつけビンタしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
傷だらけの悪魔 第226話「訪問」のストーリー
カラオケの一室。宏樹が唯をビンタして、怒りをぶつけた。
宏樹「俺には言いにくかったかもしれない。でも、それなら涼がいるだろ。それに俺だって、本気で頼まれたらちゃんと協力した。それくらいわかってると思ってた。」
唯「…ごめん。信用していないわけじゃない。ただ俺の方も本当はあまり関わる気がなかったのと、千翔子のことは俺がやりたいと思ってたんだ。」
唯はもともと、詩乃から千翔子を離すために舞に近づきました。舞に協力する運びになったのは、千穂が唯と舞の接点に気づいたからです。
唯「結果として、悪手だった。ごめん。」
涼「宏樹、許してやれ。」
宏樹「…わかってるよ。できる限り自分でやっていこうとするのは唯の長所だけど、俺らを巻き込むまいなんてのは余計な気遣いだからな。
全てを共有したいなんて思ってない。けど、一人で抱え込んでほしくはない。頼られても迷惑だとも思ってない。」
唯は、宏樹の率直で素直な気持ちに少し驚き、うれしく思った。
唯「…ありがとう。
でも、1人だったわけじゃないよ。ずっとね。」
そう言ってスマホを口元に持っていき、少し微笑んだ。
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空はオレンジ色に染まっている。
千穂の家。
千穂は白い花柄がプリントされた茶色のワンピースに、アイスグレーのロングカーディガン。黄色い斜め掛けバッグを肩にかける。ワンピースと同じ茶系のショートブーツを履き、でかける準備をした。
千穂の母が驚いて呼び止めた。どこに行くのかと。
千穂「みなちゃんちに行ってくる。十分悩んだし、そろそろ前に進むよ。」
千穂の表情はすっきりとしており、悲しみはあまり浮かんでいない。
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千穂のいとこ、みなの家。
みなは、机に向かって試験勉強ちゅうだった。静かに部屋のドアがあく。
千穂がにこにこしながらみなに話しかけてきた。
にこにこしているのに凄みがあり、正直怖い。
ギイ……
千穂「こんばんは、みなちゃん。久しぶり。勉強中?テスト前だもんね。」
みな「千穂?!どうして…」
千穂「どうしてって。みなちゃんとお話しにきたんじゃん。直接話を聞こうと思うのは普通でしょ?」
みなは反射的に千穂の視線から逃れ、うつむく。
みな「……。」
千穂「みなちゃん。どうして目を合わせないの?
どうして、当麻くんにしゃべったの?」
みなはとても言いにくそうに、説明を始める。
みな「脅されて…いや、なんか…すごい嫌味言われて喧嘩になって。」
千穂「かっとなったのね。」
みな「言う気はなかった…信じてもらえないと思うけど。こんな事態望んでない。今までだってずっと!誰にも言わないでき…」
千穂「でも、今回言っちゃったからそういうのなんの意味もないよ。」

千穂「今まで黙っていられたのに、今回しゃべっちゃったのはどうして?」
みな「…。。」
千穂「みなちゃん、だんまりは許さないよ。立場を悪くしたいの?
私はみなちゃんをとんでもない悪者にできるんだよ。
例えば当麻くんに頼んで、『阿部が近藤を陥れようと持ち掛けてきた』と証言してもらう。」
みな「なっ…」
千穂「断られたみなちゃんは逆上して犯行に及び、当麻くんに罪をなすりつけようとしたのではないか。さらに私が、『実は、普段から嫌われていると感じていた。』なんて言おうかな?
当麻君はきっと私の気持ちを考えて協力してくれるよ。
そうなったらみなちゃん、学校にも親戚の中にも居場所ないね。」
みな「そんな…」
千穂「みなちゃん。私、みなちゃんの本音が知りたいな。」
以上。
第226話の感想
千穂ちゃんがついに動き出しました。
みなちゃんに対する千穂の会話は、千穂が部屋に引きこもっているときに、何度も何度も考えた会話だなと。
みなが当麻君にしゃべったことを、千穂は知らないはずなのでこの辺りは唯とのチャットで知りえた事実なのかな?
今回一番うれしいと感じたのは、千穂ちゃんは学校に戻ってきて、舞と唯と一緒に戦ってくれそう…と予感できたことですね(#^^#)
涼と宏樹という新しい仲間もできたし、これからわくわくする展開が待っていそうです。早く舞VS優里亜の対決がみたいなあ。
今回はここまで♬
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