こんにちは。サワです。
この記事では、comico【傷だらけの悪魔】第200話『不信』のネタバレと感想を書きます。
200話突破おめでとうございます🎉
第199話では、教室で千穂の噂を広めた犯人はだれか?という問題で優里亜・萌菜・当麻などが言い争い非常にピリピリとした空気でした。
そこへ登校した美波が、当麻の仕業だと判断して思い切りビンタしてしまいました。
傷だらけの悪魔 第200話『不信』のストーリー
美波『アンタなんてことを!!』
当麻『俺じゃない!!』
美波『アンタ以外に誰がいるっていうのよ!人でなし!』
タタタタタ…バン!
教室の扉が大きな音を立てて開いた。
市川先生『静かに!!配られていた髪を集めて渡しなさい。早く!!』
市川先生を呼びに行った詩乃が、率先してクラスメイト達が持っているプリントを集めて回った。
詩乃『貸して。』
詩乃の様子を不安げに千翔子が見つめている。

オールバックの生徒『(市川先生が来たということは)やばすぎて、翠ちゃんじゃ無理ってことだな…あっ(唯が)いない…』
黒木唯は下駄箱に向かって走っていた。
黒木『葛西っ。近藤は?』
舞は静かに首を横に振った。手にはスマホが握られている。
舞『何があったか説明して。近藤を引き止めろだけじゃわからないわ』
唯は表情を暗くした…。
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会議室だろうか。市川先生と当麻が2人だけで話している。
市川先生『お前は近藤の過去を知っていたのか。』
当麻『…はい。俺じゃないです。近藤にそんな深い恨みなんてないし、あれを茶化そうなんて思わない。』
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また、別の部屋では、翠先生と阿部美波が2人だけで話している。
翠ちゃん『当麻君に教えてしまったのは阿部さん?』
美波『…はい。(犯人は当麻くんです。)他に心当たりはありません。動機?面白いからとかじゃないですか?』
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教室では、アンケートが実施された。
先生『匿名のアンケートです。正直に書いてください。』
クラスメイト達『やば…』『やっぱ当麻かなー?』『無関係ではないんじゃない?』
優里亜はクラスメイト達の言葉を聞きながら、アンケート用紙をじっと見つめていた。
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校長室では、千穂の父親が怒鳴っていた。
千穂の父『どういうことですか!こんなことが起こるなんてどうかしてる。あの子がどれほどつらい思いをしてきたと…犯人はわかったんですか?姪が言っていた男子生徒は?』
教師たち『本人が強く否定しています。匿名でアンケートも実施しましたが、断定に至る情報はありませんでした。監視カメラは廊下や教室内にはないので、現場は映っていませんし、死角や人の出入りを見ても、。』
千穂の父『何も進展がないってことですか、有耶無耶にする気でしょう。こちら側が公にしづらいのをいいことに!娘は転校させます。こんな低レベルな学校に置いておけない!!』
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夜になった。
千穂は、自室のベッドで一点を見つめて、ただ座っている。
隣に置いてあるスマホの呼び出し音が鳴る。何度も、何度もなっていたが千穂はなかなか電話に出ることができなかった。意を決して、電話に出る。
ピロリロリン♬
千穂『…はい。』
唯『!!近藤。良かった…出た!!心配した。』
千穂『うん…ごめんね。何回もかけてくれたのに。』
唯『いいよそんなの…。』
千穂『電話がかかってくる度に、ああ、とらなきゃって思うんだけど…なかなかダメだった。いろんな可能性を考えてしまって。私、黒木君を信用できなかったの。』
以上
傷だらけの悪魔 第200話『不信』の感想
この事件を起こした詩乃は、はっきり悪者です。
- 伊藤君から舞を助けたくて、唯を信用させたかったためとはいえ、千穂は過去を離すべきじゃなかったかもしれない。
- 詩乃にけしかけられて、当麻は美波に『ブス』といって煽ったのがいけなかったかもしれない。
- 美波は、感情が昂ったからといって千穂の過去をばらすべきではなかったかもしれない。
『しなければよかった』っていう破滅のパズルのピースはいくつもありましたが、悪いのは詩乃です。
詩乃ちゃん、心から反省して千穂ちゃんに謝って一生忘れない過去として心に刻む日が来るといいね…。
201話のコメント欄にも思わず書いちゃったけど、『誰が一番に登校したのか』が明らかになれば詩乃の名前が挙がりそうな気がします。『すでに教室にプリントが置いてあった』と言ったとしても、『なぜ回収してすぐに先生に言わなかったのか』とかいろいろ疑問が出ると思うんですよね。
詩乃を見つめる千翔子は、何も気づいてないのか、それとも気づいたのか…。
詩乃を犯人だと疑うのは、やはり舞と唯が一番最初に気づくのだろうと思います。
詩乃の本性を知っているのは限られていますからね。千翔子は気づいて動いてくれるか…。
第201話へ続きます。
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