こんにちは。サワです。
この記事では、【傷だらけの悪魔】第194話『条件』のネタバレと感想を書いていきます。
第193話では、当麻が優里亜に頼らず、自分でカタを付けるといったため、優里亜は寂しさを感じて『複雑だ』と本音をもらしました。校門から、舞と千穂が登場して、当麻は舞に謝罪をしました。
【傷だらけの悪魔】第194話『条件』のストーリー
当麻は舞に頭を下げている。
千穂はその様子を見て、驚きの表情だ。一方で舞は冷めた目で当麻を見つめて言う。
舞『〇ね。謝ってすまねーから。一番クソなのは伊藤だけど、お前も同罪だから。急に何?思いの外、大事になってビビった?雲行きがおかしいから、形だけでも誤っておこう的な?』
当麻『違う。近藤や啓心(伊藤君のこと)に色々言われて考えたんだ。それで許されなくても、謝らないとって…。』
舞『許しを望まない謝罪って自己満足以外のなに?』
舞は、自分で言いながら、ちくっと心にセリフが刺さる。トイレでしのに謝罪したことを思い出している。
千穂『葛西さん。謝ったという事実は認めてあげてほしい。当麻君の性格上、考えて反省したのは本当だと思う。…ねえ葛西さん。葛西さん、当麻君をどうしたいんだっけ?』
千穂は感情的になる舞に、屋上で話し合ったことを舞に思い出させる。千穂は自分の過去の経験により『女の子に乱暴する男』を決して許さない。それは、当麻も例外ではない。そして舞は当麻をぼこぼこにして、逆撮影してやりたいと言っていた。
舞『…当麻。罰を受ける覚悟はある?』
当麻『あっ…拒否できないとは思っている…けど…』
舞『微妙な答えね。ヘタレっぷりがうかがえるわ。3つ条件がある。許しはしないけどひきかえさせてやってもいい。いっておくけど、アンタ一人の範囲だからね?アンタが罰を受けたからといって、他の奴も見逃すってことはないから。』
当麻『他…に何かする気なのか。』
舞『それは言えないな。で?条件聞く?』
当麻『…聞く。』
舞『まず一つ。私が今後することの邪魔をしないこと。二つボコボコに殴らせろ。3つ目はまだ内緒♡』
当麻『内緒って…』
舞『そのうちわかるわよ。どうする?3つ目を受け入れられなかったら、殴られても損だって思ってるの?こころから悪いと思っているならばつの結果に損得を考えないわ。…どうする?』
….*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…. *…..*….
ボコッ!ガッ!ドスッ!ボゴッ!
立ち入り禁止区域で、当麻がおとなしく舞に殴られている。
鈍い音が響き渡る。舞が憎しみを拳と蹴りに込めて当麻を殴り続けている。その様子をみて、千穂は思わず止めに入った。
千穂『か…葛西さん…』
舞は当麻に冷たく言い放った。
舞『脱げ。』
以上。
第194話『条件』の感想。
恨みつらみの連鎖ですね~~~~~~~。
舞は、静に怪我させたことをきっかけに優里亜にいじめられ続けました。
スマホを盗まれてSNSをバラされたり、押し入れに閉じ込められて失禁してしまったり、スカートをトイレの窓から捨てられて、伊藤にパンツ姿を目撃されオカズにされたり…。
いじめに加担した当麻は、伊藤をけしかけて『サービスしてやって』と舞を体育館倉庫に監禁しました。
挙句、土下座して優里亜に謝れば許すという理不尽な約束をせまります。
男子高校生を素手で殴る舞はほんとゴリラな女子ですが(笑)、舞は当麻にボコボコにして逆撮影させてくれたら許してやるという条件を出しました。
なんとまあ男らしくたくましい女子です。生きる術をガツガツ身につけていきますね(笑)将来、就職した時とても優秀な社員になりそう(笑)
詩乃には自分と干渉しないことを提案したけど、しのの考えを尊重して『最後までしのに付き合う』って宣言した舞です。舞は人生にコスパがよいことを求め続けています。やられたことはきっちり相手に返さないと気が済まないのでしょうね。
コメント欄では舞の行動にかなり賛否が分かれていましたが、私は舞のやり方嫌いじゃないです。
毎週楽しみにしている作者コメントは、『得るどころか削られるのに』がキーワードです。
誰のことかな~~~~。次週も先読みします(笑)
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