こんにちは。サワです。
この記事では
【傷だらけの悪魔】第175話『本気』のネタバレと感想を
書いていきます。
第174話では、オンリーワン(黒木唯)が千穂に舞の事件のことで首を突っ込まないように意見をするが
『かんたんチャット』アプリについて、思い出した千穂が唯と舞がつながっていると疑っていた。
Contents
第175話『本気』のストーリー
屋上で、千穂が『かんたんチャット』アプリのことを問い詰めるが、オンリーワン(以下、唯)はごまかそうとしていた。
唯『ははっあり得ない。。なんで俺が』
千穂『今、伊藤君の話してたんでしょ?』
唯『俺だって友達と噂話くらいする』
千穂『かんたんチャット。珍しいアプリだね。LIMEあるのに、わざわざ使うの?』
唯『だから何?使ったらダメなん?』
千穂『ううん?でも身近で使ってるの、他には葛西さんしかいないな』
唯『へえ、それは偶然だな。』
千穂は、唯の手首をつかみ、力を入れる。
千穂『わたしにはほっとけって言っておいて、自分では連絡するってどういうことなの?黒木君。いじめを止めたい思いがあるなら、私と協力しようよ』
唯『だから違うって』
千穂『じゃあチャット画面見せてよ』
唯『スマホ見せてとかいう女嫌い』
千穂『今、そういう論点じゃない!!…お願い。観念して。協力したくないなら、せめて葛西さんと話させて。誰もLIMEしらないし、電話も出ないの。』
唯『断る』
千穂は、語気を強める唯に少しだけひるむ。
唯『いい加減にしろ。勘違いだって言ってるだろ』
唯は千穂がなかなか退かない千穂にどうあきらめさせるか考えていた。
唯(お人好しもここまでくると厄介な病気だ。千穂は小賢しいやり方ができないから、問題にかかわらせないようにしてるのに…。なんでこいつは、自ら苦労したがるんだ)
唯『離せ』
千穂『…ここで逃げたら、許さない。』
千穂『…この間私が倒れたのは、伊藤くんと当麻くんが葛西さんを無理やり連れ込んでるのを見たからよ。未遂だったよ。私が叫ばなければどうなったか分からない。今回だって絶対に伊藤君が何かしたんだよ。それなのにこれじゃ葛西さんがあまりに可哀想じゃない。』
唯(やっぱりか……。)
千穂『あんな奴に負けないでほしい。黒木くん(唯のこと)さっき助けてって言えなきゃ終わりだって言ったよね。それなら見切りをつけるのは、助けたいと思っている人がいるって伝えてからでもいいでしょう?!』
唯は千穂の迫力と説得に動揺する。一瞬、応えに迷いそうになる。
唯『…伝えられるといいな。悪いけど俺は、葛西と連絡してないよ。』
千穂(…これだけ言ってだめなんて。こっすい男。…でもまだあきらめない。)

千穂『……。。そうだね…。決めつけて話をしすぎたわ。ここからはそういう人がいるっていう仮定として、話をするね。
葛西さんはだれかと連絡を取っているみたいなの。いつからかは知らないけど、最初私が相手だと疑っていたみたい。だから昔の知り合いじゃないみたいだし
敵意を感じるような人じゃないんでしょうね。
でもさ、考えても見てよ?』
千穂『これまでの葛西さんの様子。今回の事件。何もよくなってないし、未然に防げてもいない。それってさ。
ただ茶々を入れる無能な人
そうでなければ、昔の私みたいに優しいふりして満足してる人
もしくは、状況を変える機会を無くすよう誘導して自滅を誘う悪魔みたいな男だね。』
以上
第175話『本気』の感想
第175話のコメント欄は、千穂ちゃんの頑張りに皆が感動しています。
『全読者の代弁をしてくれた』
『千穂ちゃん、かっこいい』
作者さんさえも、『千穂ちゃんが主人公でいいのでは?』
とコメントされています(笑)
黒木唯こと、オンリーワン君は『ワーストワン』とかあだ名をつけられて好感度が下がり続けている模様です。
今回の話で腹立たしかったのが、オンリーワンの『千穂ちゃんのお人好しは病気だ』という発言です。
千穂ちゃんの過去を知らないから仕方のない部分もありますし、正面から問題を解決しようとする真正直な性格を心配しているのかなという部分もあります。
もともと、舞と関わったのは、舞を助けるためではなく千翔子を守りたいからという理由ですもんね。
オンリーワンが『千翔子を守るために』舞のいじめをどうしようと考えているか全然わかりません。
もし本当に舞の自滅(退学とか?)を狙うことで、
千翔子をしのの復讐に巻き込まないという作戦ならほんとうにオンリーワンはひどすぎる。
オンリーワンが舞と連絡を取っていることをごまかし続けても千穂はあきらめずに食らいついて、
言い方を変えてわざと挑発するところは頭の回転が早くてオンリーワンよりよほど賢いですよね。
わたしには、5才と1才の娘がいます。千穂ちゃんみたいに優しく賢い子に育ってほしいです。
伊藤君がなかなか登校してきませんねwww
舞に好意を持ったことはともかく、
- 舞ちゃんの下着姿を思い出してハアハアしたり
- 体育倉庫に連れ込んで膝によだれを垂らしたり、
- 足をなでてなめようとしたり、
- 階段で無理やりキスをしたり…。
舞ちゃんが気の毒すぎます…。ほんとこの事件はスカっとする結末にしてほしいです。心の底から、切に願います。
伊藤君、登校したらきっと被害者面してクラスでちやほやされてにわかヒーローになるんだろうな…。
次回も楽しみにしています。
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